6日、六本木から東京ミッドタウンまで歩き、富士フイルムフォトサロンで開催されている写真展を見てきた。写真展は、NHK学園生涯学習写真展で、友人の櫻井さんが入選したということで見に行った次第。
作品は「情報研究社賞」をとり、会場の正面に掲示されていた。甘酒まつりという作品で秩父の甘酒祭りのひとこまを切り取ったもの。甘酒をふりけるしぶきが舞う瞬間を撮したものだった。甘酒のしぶきがまるで生き物のように踊る瞬間を撮してあり、お祭りの喧噪がそのまま写し出されている作品だった。
毎年出品しているのを見ているが、年を重ねる毎に切れ味が増してくる。自分も絵を描くという作業をしているので、日々研鑽しているつもりだが、こうして友人が成長する様を見せつけられると自分の努力が足りないことを痛感する。
まだまだ先は長いし、奥も深い。自分も頑張らなくてはと反省させられた。会場に掲示されている作品はどれも素晴らしかった。違う世界の作品群を見ていると、別の視点で自分の絵を見ることがで来そうで楽しい時間だった。