年末末から続いている「山里の記憶・第五巻」初校の校正。集中する時間が長続きしなくなったので気分転換に散歩に出かけた。近所の氷川神社に初詣して、そのまま河原の道を歩いてきた。
この道はいつもジョギングしている道なのだが、最近走らなくなってしまったので、久しぶりの道だった。川沿いの道で、川のすぐ横を歩くこと出来る。
湧き水の川なのできれいな水がいつも同じように流れている。川の近くを歩いていたら青い光が目に飛び込んできた。近くの木に止まった鳥はカワセミだった。
あまり見かける事がないので嬉しかった。新年早々縁起の良いことだ。そういえば今年は酉年、良いことがあるかもしれない。
家に戻って校正を続ける。自分で書いた文章を校正するのは本当に難しい。どうしても読んでしまうので間違いが見つからない。ふとしたことで誤字や脱字を見つけると嬉しい反面凄く落ち込む。こんなミスもわからなかったのか……と自分が情けなくなる。
間違いは必ずある。それを見つけられるか見つけられないかだ、と自分を励まして校正を続ける。けっこう神経をすり減らす作業だ。
明日には出版社に届けなければならない。