22日、まだ雪が残る秩父に絵を届けに行った。
土曜日にまた雪が降るかもしれないということで、道が少し心配だったが何とか無事に秩父を走る事が出来た。
市内の雪が大量で、寄せた雪が凍った固まりになっていて、極めて走りにくい状態だった。雪かきしてある道も幅が狭く、大型トラックのすれ違いなどがヒヤヒヤする感じだった。
大輪の千島充子さんに「花豆」の絵を届けた。充子さんは謙遜して「もう少し小さく描いて欲しかった…」などと言われたが、絵はもう直せないといって納得してもらった。
お茶請けに出た花豆の旨いこと。お土産にもいっぱい頂いて嬉しかった。充子さんの花豆は絶品だ。
大輪から小鹿野に走り、友人がやっている和食店でお昼。ミニ親子丼と温かいうどんのセットを食べる。ここでは旧知の友人夫婦とたわいない会話を楽しむ。秩父鉱山や山里の記憶の本をお客様に紹介してくれていて、そんな話が色々出て来る。
昼食後は下吉田・布里の岸ヱイ子さんに「あおばた豆腐」の絵を届けた。炬燵でひとしきり豆腐の話で盛り上がる。最近は寒くて豆を浸すのを二日かけないと豆が柔らかくならないと言っていた。もう少し暖かくなったらまた豆腐を作るよ、と笑っていた。
道の駅に寄って野菜を買おうと思ったのだが、雪のせいかまったく出ていなかった。大雪は農家に大きなダメージを与えているようだ。
児玉の桜井さんに注文されていた本4冊を届ける。料理上手の奥さんが出してくれたお茶請けがなんとも旨く、3品をお土産で頂いてきた。本当にありがたいことで、今夜のおつまみとおかずが豪華になった。