4月22日、暑い秩父を走り回り、原画展のポスターを配った。朝6時半に家を出たのだが、日曜日とあって危惧したとおり国道299号は秩父市の手前で芝桜渋滞に引っかかる。これがあったんだよなぁ…と日曜日に出かけたことを後悔するが遅かった。
それでも何とか芦ヶ久保・秩父・皆野・吉田・小鹿野・両神・大滝・荒川と走り回って一日でポスターを配り終えた。
回った先は以下の順。吾野の大野自動車、芦ヶ久保道の駅、横瀬直売場、秩父道の駅、喫茶タカノ、ムクゲ自然公園、櫻井宅、二升庵、満願の湯、龍勢会館、星音の湯、小鹿野直売場、まる銀たじま、岩殿沢、観音茶屋、薬師の湯、両神直売場、野田自動車、大滝温泉、郷路館、大滝直売場、山麓亭、荒川道の駅、酒造りの森、寺尾直売場、矢尾百貨店と回り、38枚のポスターを配った。
途中、般若の倉林糸子さん宅に「十六様の隣で」と「やきもち」の絵を届けた。ご主人の傳次さんは外出して留守だった。糸子さんは絵を喜んでくれ、原画展の話にも耳を傾けてくれた。原画展の会場で会いましょうと別れた。
この日の秩父は暑かった。車載の温度計が31度を示していたし、何度も車を停めたので入る度に大汗をかく始末だった。温室をかぶって移動しているような状態。
それにしても今年の緑は早い。いつもならまだ桜が咲いている頃なのに、大滝の山奥まで新緑が耀いている。一週間から十日くらい季節の進みが早いような気がする。
耀く新緑の山々に大きな鯉のぼりが映える。すばらしい景色だが、このままでは夏の暑さが思いやられる。
頑張って急いで回ったので午後二時までに最後の矢尾百貨店を出ることができた。しかし、秩父市内の芝桜渋滞にはまって一時間。渋滞を抜けたのは三時だった。やはり日曜日に出かけるものではない。疲れた。