12月16日、秩父で忘年会。その前に午後1時半から小鹿野文化センターで「小鹿野ときめき生活推進大学」の講座を受講した。内容は森林インストラクターの山中正彦さんによる「山のくらしと植物」という講義。秩父生まれの人間ながら知らない事ばかりでとても勉強になった。山中さんの丁寧な解説と貴重な写真の数々はこれからの山里の記憶の取材にも活用出来そうで興味深いものだった。
4時半から「高砂ホルモン」での忘年会。参加者は吉瀬さん、kazuyaさん、長南さん、鵜住居さん、JICKYさんと私の六人。六人中四人が東京在住なのに、なぜ秩父で忘年会なのか。それは年に一回ホルモンと餃子を食べるため。
秩父のホルモンはすっかり有名になってしまい、今は予約なしでは店に入れないほどになっている。このお店も有名店の一つで、ホルモンの種類も鮮度もすばらしかった。店内はホルモンを焼く煙でモウモウとしているが、客も慣れたもので誰も気にしない。約二時間でホルモン大盛り二皿を平らげた。痛風持ちとしてはホルモンはご法度なのだが、年に一度くらいは大丈夫だろうと自分に言い聞かせる。
二次会は餃子の旨い中華屋さん。駅近くのこの店はkazuyaさんの顔なじみ。40個の餃子と焼きそば、野菜炒め、ラーメンなどが次々と胃袋に納まる。酒が回ってにぎやかになる。久し振りなのに普通に会話が出来るのがいい。いろいろ話したが酔って何を話したか覚えていない。まあ、こんな忘年会もいいものだ。
9時過ぎ、それぞれに帰る場所へと別れる。ハイタッチなんてのも忘年会ならではの別れ方。駅でみんなと別れ、確実に二キロ太った体をホテルに運ぶ。あとは風呂に入って寝るだけ。それにしてもよく食った。