9月22日、絵を届けに秩父行き。絵を届けたのは「やきじめえ」の浅見ノブエさんと「竹皮ぞうり」の山崎千枝さん。ノブエさんはしきりに謙遜していたが、これだけの家例を守っている人は本当に少ない。お礼にと自宅で作ったお茶と紅茶を戴いた。
千枝さんは竹皮ぞうりを作って待っていてくれた。絵をとても喜んでくれ、お礼にと三足の竹皮ぞうりを戴いた。貴重なものを戴き恐縮してしまった。
「続・秩父鉱山」の本を四ヶ所に届けた。大量注文を戴いたので送るより届けなければと持参した次第。前作同様順調な滑り出しのようでありがたい事だ。
午後は上長瀞の自然の博物館に行く。明日から始まる「秩父鉱山・140種の鉱物のきらめき」という特別展の内覧会に招待されたもの。20名ほどの人が会議室に集まり、博物館から紹介された。学芸員の井上さんが3年かけて準備した特別展だ。
私は「鉱山の暮らし」部分を協力した。写真と絵が展示されている。立派な図録にも自分のイラストが掲載してあり、何だか不思議な気がした。
鉱石の展示は本当に素晴らしいものだった。展示ケースの前からなかなか動けず、内覧会で良かったと思った。見た事もない鉱石や本当に珍しい鉱石、ありえない大きさの鉱石などなど目を奪う展示に言葉をなくした。
秩父鉱山だけでこれだけの種類を産出していたのだと思うと、今更のように秩父鉱山は秩父の宝物だと感じた。12月からは平賀源内の新しい展示も始まるとのこと。それも楽しみだ。
もう一度じっくり見たいので、平日の空いていそうな日に出かけたいと思う。
時別展示 秩父鉱山 140種の鉱物のきらめき
期間 平成29年9月23日〜平成30年1月14日