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Channel: kurooの窓
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今年のレッズが終わった

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 12月3日、秩父夜祭りの日だが、それどころではなくサイスタの浦和対鹿島チャンピオンシリーズ決勝に参戦した。29日の第一戦に1−0で勝ったレッズはこの試合勝つか引き分けで年間チャンピオンが決まる試合だ。
 先に年間勝ち点一位を決めたレッズ。本来ならこれで優勝なのだが、去年と今年だけ行われるチャンピオンシリーズに勝たなければチャンピオンになれないというルールがある。
 
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 チケットは完売。59000人以上のサポーターが試合を見つめる。夜7時半のキックオフということで4時頃にのんびり出かけた。今回は本庄の桜井さんがホームタウン優先チケットを取ってくれて、それに便乗させて頂いた。個人でチケットを取ろうとしたのだが、わずか5分でソールドアウトして手に入らなかった。桜井さんと現地で待ち合わせていたので早めに席にいったら、すでに来ていてお礼の挨拶に笑顔で応えてくれた。
 
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 予定時間に試合が始まった。開始7分に興梠のゴールが決まり、満員のスタジアムが完成に包まれた。正直これで「勝った」と思った。写真を取る余裕はこの時までで、あとは写真を取るどころではなかった。
 
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 徐々に2点取って勝つしかない鹿島の圧力が強くなりレッズが後手に回るようになってしまった。そしてカウンターから失点してしまう。これでスタジアムの空気が変わった。鹿島の押せ押せムードが更に強くなり、レッズの連携が通じなくなる。ハーフタイムでひと息入れたはずなのに、何故か後半に入ったらレッズがグダグダになってしまった。この後半30分間のグダグダぶりは今年見たことがないようなおかしな展開だった。
 
 周りの人たちと「何だかやな感じだねえ…」などと話していたら、案の定最悪の対応でPkを取られてしまった。西川が止められるはずもなく、鹿島にリードを許してしまった。レッズはパワープレイを仕掛けるが最後のシュート精度が悪く、結局1対2で負けてしまった。
 鹿島の表彰は見たくなかったので速攻で帰路についた。黙々と続く長い人影の列。みんな足早に駅を目指す。5万人を超える人のため息が列を覆っている。
 何度もこんな場面に向き合ってきた。今年こそは変わっているはずだ、と思いながら応援してきたが、最後はまた同じ結果だった。負けて帰る道の足取りは重い。
「なんでこんな事になっちゃったんだろう……」選手は頑張っているのだが結果が付いてこない。答えのない自問自答が延々と続く。結果は受け入れるしかないのだが……
 今年のレッズが終わった。
 
 
 

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