浦和レッズ3度目のアジアチャンピオンに輝く。素晴らしい。決勝のサイスタには６万人のサポーターが集結。声を枯らして手拍子で選手の背中を押し、格上のアルヒラルから勝利をもぎ取った。本当に素晴らしい戦いだった。選手達おめでとう。スコルジャ監督ありがとう。
ゴールデンウイークの土曜日ということもあり、チケットが取れなかった。家で応援するのも良かったのだが、どうしても選手達の息遣いを聞きたくてサイスタまで出かけた。チケットはないのでスタジアムには入れなかったが（当たり前だ）スタジアムの外でDAZNを見ながら応援した。同じように黙々と応援している人達が見える範囲で二百人くらいいたように思う。
スタジアムの歓声とDAZNの音声が１分間くらいズレるので微妙な観戦だったが、それでも生で見ているような臨場感を味わえた。得点シーンもズレがあったので歓声で何かあったと思いながら１分遅れで得点をDAZNの画面で確認するという不思議な体験だった。
そして、歓喜の瞬間がやってきた。これもやはりスタジアムの歓声が１分早かった。浦和レッズが3度目のアジアチャンピオンに輝いた瞬間だった。その後の表彰シーン、場内一周シーンも全部DAZNで見ながら帰路に着いた。６万人の大渋滞に巻き揉まれる前に電車に乗れたので良かった。早い時間の電車にはアルヒラルのサポーターもたくさんいて、微妙な空気が漂っていた。
しかし、素晴らしい戦いだった。圧倒的な差があったはずなのに、レッズが勝った。サポーターの後押しがそうさせたに違いない。枠内シュートゼロで得点して勝つ。サイスタには勝利の神様がいる。それはあの真っ赤なサポーターだったに違いない。素晴らしい浦和レッズ。験担ぎに１６年前に初優勝した時のユニフオームを着て行ったのも良かったのかも知れない。ああ、嬉しい。
