31日、幸手の権現堂桜堤の桜を見に行った。朝8時に家を出て、関越高速から圏央道を走って幸手インターまで走る。インターから15分ほどで権現堂桜堤に到着した。朝9時半、まだ第一駐車場が空いていて楽に止めることができた。駐車場に入る前から見える桜の広大な景色に興奮しっぱなし。桜堤は1キロもの距離が太い桜並木で覆われている。遠くから見てもそのボリュームが凄い。
巨大な桜に圧倒されながら桜のトンネルを進む。朝食を食べてなかったので、峠の茶屋で桜パンとコーヒーを買って桜の花の下で優雅な朝食を食べる。まだ人が少ないのでゆったりと贅沢な時間だった。
桜堤の裏側は菜の花畑になっていて菜の花越しの桜が鑑賞できる。この景色もまたここならではのもの。菜の花の黄色と桜の花が素晴らしいコントラストになっている。
ゆっくり菜の花越しの桜を鑑賞し、また桜の下に進む。桜の下は原っぱになっていて、人々がそれぞれにシートを広げて休んでいる。桜の花の下での宴会は自粛してほしいのポスターがあちこちに貼ってあるが、簡単な飲食は黙認されているようだ。我々も持参した銀マットを敷いて花の下で休憩する。広大な敷地なので人が歩いていても気にならない。目の前に菜の花畑。横と上は満開の桜の花。なんと贅沢な休憩場所か。
気がつくと休む人が増えていて、まるでジョルジュ・スーラの「グランドジャット島の日曜日の午後」の絵のようになっていた。みんな同じ方向を向いているのが面白かった。
全国各地から寄贈された色々な種類の桜が植えてある一列が良かった。吉野のヤマザクラや高遠の高遠コヒガンザクラもあり、目を楽しませてくれた。それにしても圧倒的なソメイヨシノが素晴らしい。満開の桜はすごい。
犬を連れた人、動画を撮影している人、ウエディングドレスで撮影している人、いろんな人がいて本当に面白かった。平日だったので渋滞もなく帰りもスムーズだった。見ている間の3時間ほど晴れてくれたので言うことない花見だった。JA直売所のサクラソフトが旨かった。