クリスマスで外食しなくなってずいぶん経つ。自分で料理するようになったこともあるが、外食は量が多く、食べきれなくなってしまったからだ。そんな訳で今年も自宅でステーキディナーということになった。
お肉は近所のスーパーで買ってきた黒毛和牛の赤身肉。脂身の少ないタイプで柔らかそうな肉だった。フライパンで焼き、その肉汁を使ってソースを作る。赤ワインとバルサミコ、刻んだ茹で人参とリンゴを入れて塩コショウと醤油で味付けする。
ブロッコリーと甘い人参、ジャガイモでクリスマス風に盛りつける。
クリームシチューとポテトサラダをカミさんが作ってくれたので、あとは酒。
乾杯のビールはベルギービール。ゴールワーズ・クリスマスというサンタがラベルのビール。濃い味と泡が旨いビールだった。
料理に合わせるのはいつも飲んでる安い赤ワイン。これは安定の味。ステーキにもシチューにも何にでも合う赤ワイン。まあ、豪華な夕飯だこと。
そして食後を飾るのが、カミさんが「秩父鉱山」の刊行祝いで探して探して買ってきてくれた「竹鶴17年」。これが飲みたかった。
アテはラ・メゾン白金のクリスマスチョコ。5種類の味があるのだが、今日はミルクチョコを小さく刻んでアテにする。竹鶴の香りと味を楽しみ、チョコを口に含むとなんとまあ幸せな気分になることよ……。
BSのクリスマスソング特集を観ながらふわ〜っとした酔いに包まれていく。